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BEST OF 2012 後半戦〜大体において、自分のセレクトは平凡、されど選んだ盤は非凡

10.Main Attrakionz『Bossalinis & Fooliyones』(Young One)
本作は確かに出世作『808s & Dark Grapes II』のようなパフュームをスクリューしてどうたらとかいう話題性はない。あるとしたらグッチ・メイン参加というぐらいか。なによりタダではない。最初に聴いたときは地味な印象だったが、Gファンクをフィルターに通してふわトロ化させたようなクラウディ・サウンドは持っていかれるし飽きなく聴ける。特別、凝ったことはしてないんだけど、シャブればシャブるほど味が出るアルバム。

09.Raime『Quarter Turns Over A Living Line』(Blackest Ever Black)
これも最初、良さがわからなかった。いや、スワンズとは違って、それなりに聴いた今でも本当に自分はこれを気に入ってるのだろうか、と疑問に思う。ブラック・メタルやヘヴィ・ドローンのマルチトラックから主要な音を抜き、オカズ的に入れた音だけで組み立てられたような感じ。なんなんだろう、これは? 音楽だと思う、一応。
mainattrakionz.jpg raime.jpg

08.Aiwabeatz Is Tymeslyce『Low Blend Theory』(Blend)
2012年12月30日現在、未だに手渡し流通の模様。@aiwasoundsystem

07.Dean Blunt & Inga Copeland『Black Is Beautiful』(Hyperdub/ビート)
シンセやサンプラー(もしくはラップトップかCDJ)から飛び出す奇矯で断絶されたような音。観てる者はポカーンとして突っ立ってるだけ。その中の10人くらいがモッシュしかねないぐらい叫び声をあげて狂っている。ハイパーダブ・ナイトでのハイプ・ウィリアムスのライブはこんな感じだった……って、嘘。知らない。行けなかったから。
aiwa.jpg hypew.jpg

06.Kendrick Lamar『Good Kid, M.A.A.D City』(Interscope)
このアルバムほど日本盤が出ないということが残念なアルバムはない。本作の評価の高さは確実にリリックの内容が伴ってあまりあるモノで、語学力がないであろう、僕も含めた大体の日本人には対訳が必要だと思うからだ。まあ、ここを見れば大体のリリックの内容はわかるが、コンセプシャルなストーリーテリングよりも、ドクター・ドレーが参加(制作ではなくラッパーとしてみたいだけど)していることもあってか、そのトラックメイクとミキシング、つまりはサウンド・デザインとしての完璧さに惹かれる。基本的に僕はショボかったり粗かったりするものに燃える性質だが、単にサンプルをループするのではなく、(たぶん)生演奏も織り交ぜることによって独特の厚みを加えている、本作のプロダクションはこれはこれで本当に素晴らしい。といっても、本作はオーディオ・マニアの為にあるのではない。やはり、これは低音でブリンブリンいわせてるような車のカーステで鳴らすべきウェッサイ・サウンドなのだ。まあ、僕は車はおろか免許もないためその確証はないのだが、なんとなくそう思う。

05.キエるマキュウ『Hakoniwa』(第三ノ忍者/P-ヴァイン)
実のところ言うと、マキュウはそんなにファンではなかった。しかし、10年ぶりに出された本作の素晴らしさったらない。成熟なんてぶっ飛ばせ!とばかりのザラついた質感の90年代ライクなトラックに、ねじが緩んで、というか飛んでどっかいってしまったようなリリックがたまらない。
kendirick.jpg kierumakyu.jpg

04.Andy Stott『Luxury Problems』(Modern Love)
前作の『Passed Me By+We Stay Together』が素晴らしかっただけに、最初に本作が女性ヴォーカル入りと知ったときは期待とともに不安がよぎった。しかし、それは余計なお世話だったようだ。ミニマル・ダブとR&Bという拡張著しすぎて全体像がボンヤリとしてるジャンルだからこそ、出会いべくして出会い、作られべくして作られた音なのではいだろうか。ブランディーとモーリッツ・ファン・オズワルド・トリオ(挙げていないがどちらもよかった)の新作の間にシレっと忍び込んだが如し。

03.Tomato n' Pine『PS4U』(ソニー)

昨日散開。次がないからこそ、より輝く。個人的には藤井隆、ボン・ボン・ブランコ、深田恭子、トミー・フェブラリーの1stと並ぶアイドル・ポップス珠玉の名盤。
andystott.jpg tomapailp.jpg

02.The Alchemist『Russian Roulette』(Decon)

ロシア音楽縛りでサンプリングしたからこそ、このタイトルとなったのであった。前衛やら現代やらのいかめしさや生真面目さではなく、バカバカしさとユーモアを拡大解釈したようなコラージュ・ポップ音楽。2枚組アナログまでついつい……。

01.Traxman『Da Mind Of Traxman』(Planet Mu/メルティングボット)

赤のトラックス・レコードのTシャツを着た男は目の前のラップトップの画面を見据えながら、いかにも909で作りました、というリズムとハイハットとベースラインだけのトラックをかけたかと思うと、ミキサーの縦フェイダーを断続的に上下させ、その音の切れ間に自分の名前をコールすることをフロアに何度も要求した。その度に応える客。男は満足げにニンマリとすると、フェイダーをあげて再びリズムトラックをフロアに流す。♪ドン、チー、ドン、チー。要はそれが基本。そこからはめくるめく素晴らしき世界が……。
 
alchemist.jpg
traxman.jpg


●OTHERS(EP/Reissue etc.)

■Lin Q「シアワセのエナジー/祭りの夜〜君を好きになった日〜」{T-パレット)
■Daphne Oram『The Oram Tapes, Vol. 1』(Young Americans)
■アップアップガールズ(仮)「アッパーカット!/夕立ち!スルー・ザ・レインボー」(アップフロント)
■クララ・サーカス『Klara Circus LIVE 1985-1991』(Pedal)
■CAN『The Lost Tapes』(Mute/ウルトラ・ヴァイブ)
■Love Apple『Love Apple』(Numero)
■奇形児「嫌悪」(ADK)
■Elbee Bad:The Prince Of Dance Music『True Story Of House Music』(Rush Hour/ディスク・ユニオン)
■バニラビーンズ「チョコミントフレーバータイム」(T-パレット)
■V.A.『Personal Space: Electronic Soul 1974-1984』(Chocolate Industries/Pヴァイン)
■ひめきゅんフルーツ缶「恋の微熱」(デューク)
■V.A.『Jerome Derradji Presents 122 BPM:The Birth Of House Music』(Still Music)


linqep.jpg oram.jpg upupgirls.jpg klala.jpg
can.jpg loveapple.jpg kikeiji.jpg elbee.jpg
vanibi.jpg personal.jpg himekyun.jpg 122bpm.jpg

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RECORDer編集長。
ひとりE.A.R.(永遠に丁稚)

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