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BEST OF 2012 前半戦〜すべては悪い冗談

20.Shackleton『Music For The Quiet Hour/The Drawbar Organ Eps』(Woe To The Septic Heart)
昨年(2011年)の12月に初めてシャックルトンのライブを観た。ラップトップやミキサーなどの機材テーブルの前に身を縮込ませた彼は、低音が歪んだドローンノイズをかまし、そこにガムランのようなパーカッションを乗せたかと思いきや、駆け巡るサウンドエフェクトや沸き上がってくるかのようなベースラインとともに、四つ打ちからレイヴィーなハードコアブレイクビーツを乗せる。そのキックとハイハットは、彼がお気に入りに挙げるゴッドフレッシュのような鋼鉄/工業系のぶっとさに近かった記憶がある。2枚の12インチをコンパイルした、この限定2枚組ボックスCD(今、流通してるのは通常版)には、あの夜のグルーヴと同じものが詰められたかのよう。

19.OMSB  『Mr. "All Bad" Jordan』 (サミット)

「あの人はなに考えてるかわからない」という本作のエンジニアの方のボヤきを受けて、発売を楽しみにしてたのがこれ。ビートの打ち方もラップも狂ってる上に、変に前衛的にならずガシガシ首が振れるものでカッコイイ。特に7曲目の「Hulk」はどこかシンナーくさいサイデリック・カンパニー・フロウ。あと、イシュー(E-40の息子ということをインタビューで知った)がシレっと参加してるのもいい。
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18.ハハノシキュウ『リップクリームを絶対になくさない方法』(君の嫌いな物語/帝国レコーズ)
沈黙を語る人『リップクリームを絶対に隠さない事に決めた』(フリーダウンロード

17.Ital『Dream On』(Planet Mu/メルティングボット)
レビューを書いたあと、プラネット・ミュー主宰のマイク・パラディナスは、自らのミュージック名義の1stアルバムで、カール・クレイグに謝辞を捧げていることを思い出した。
hahano.jpgitaldreamon.jpg 

16.Frank Ocean『Channel Orange』(Def Jam/ソニー)

オッド・フューチャーのDJ兼エンジニアのシド・ザ・キッドとマット・マーシャンズとのユニット、ジ・インターネットのアルバムもそうだったが、声と音一発で持っていかれる感じ。フランク・オーシャンを選んだのはただの気分、なんとなく。

15.Nas『Life Is Good』(Def Jam/ソニー)

ストリングスをフィーチャーしたイントロに続き、ヘヴィーなベースラインとリズムがこちらに迫りくる、ノーI.D.プロデュースの「Loco-Motive〜Feat. Large Professor」だけでウワーッとなり、先行曲の「The Don」のビートとラップと音響だけで失禁寸前となるようなアルバム。ちなみにタイトルは故エイミーワインハウスとの不倫の末、ケリスから三行半を突きつけられたナズ自身を顧みて付けられたらしいが、語感だけで言うならば、イルリメの「元気でやってるのかい?」へのアンサーだと思う。
frankocean.jpgnas.jpg

14.Swans『The Seer』(Young God)
本作限定盤に付属のライブDVDで、マイケル・ギラが
エエ年こいてステージ上を転げ回りながら絶叫するシーンがある。その姿はNYのノー・ウェイヴ・シーンのドキュメント『Kill Your Idols』に収められていたスワンズのライブで、ギラは半裸にマイク・スタンドをギリギリまで低くして猫背になり絶叫していたのと被る。常に姿勢は低く、地べたに近く。そしてギャーッと叫べ。

13.東京女子流『Limited Addiction』(エイベックス・トラックス)

イントロのギターのカッティングがピッチを早めてベースラインとリズムと一緒に上り詰めていく。これだけでもう素晴らしいと思った。
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12.Xinlisupreme『4 Bombs』(Virgin Babylon)

「マイ・ブラッディ・ヴァレンタインと初期ジーザス&メリーチェインとスーサイドとメルツバウの出会い」も「初期クランプス以来、最高のロック・ミュージック」もすべて比喩。シンリシュープリーム本人と話したことあるから言えるかもしれないけど、なんでこんな音が出来てしまったのか未だにわからない。

11.Big Strick『Resivior Dogs』(7 Days Ent. )
デトロイトのオマーSの従兄弟であるビッグ・ストリックの2ndアルバム、と発売時は告知されていたが、実は自曲を中心にジェネレーション・ネクスト、レックレス・ロン(デトロイトのレジェンドらしい)の曲も織り込んだコンピ、という方が正しいらしい。それはともかく、特筆したいのはデリック・メイのレーベル、トランスマットとの相似点だ。といっても、最近出たコンピに収録されたような華のある楽曲ではなく、サバーバン・ナイト、K・アレクシ、フェイド・トゥ・ブラックといった連中が鳴らしていた病みとである。骨組みと最小限の旋律だけで全部押し切っていくようなハウス・ミュージックの正統派ストロング・スタイル。

xinli4bomb.jpg big stricks

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■Roc Marciano『Reloaded』(Decon)
■Sun Araw, M. Geddes Gengras Meet The Congos『FRKWYS Vol. 9: Icon Give Thank』(RVNG Intl./P-ヴァイン)
■Ital Tek『Nebula Dance』(Planet-Mu)
■DJ Freak『The 7th Generation』(Death By  Hardcore) *free album
■Godspeed You! Black Emperor『Allelujah! Don't Bend! Ascend!』(Constellation/P-ヴァイン)
■Mouse On Mars『Parastrophics』(Monkeytown/ディスクユニオン)
■Young Smoke『Space Probe』(Planet-Mu)
■Distal『Civilization』(Tectonic/P-ヴァイン)
■Cut Hands 『Black Mamba』(Very Friendly)
■Silent Servant『Negative Fascination』(Hospital Productions)
■The Internet『Purple Naked Ladies』(Odd Future)
■Demdike Stare『Elemenrtal』(Modern Love)


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RECORDer編集長。
ひとりE.A.R.(永遠に丁稚)

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