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RHYTHM IS RHYTHM & SOUND ON SOUND

cbf
とりあえずの基礎知識。
■■■■(本名)は10年以上前、現在も人知れず存続しているテクノ・レーベル、100YENレーベルからのテープ作品群に、ロウでイビツな電子音とリズムを「テクノ」として刻み始めたとき、権田山一雄を名乗った。以降、それ以外の名義もあるようだが、現在は権田山というより、DJチェリーボーイ、もしくはチェリーボーイ・ファンクションとしての名の通りがいいだろう。
やけのはらは「デトロイトにカール・クレイグがいるように、日本にはチェリーボーイがいる」と半ば冗談めかして言っていたが、それを証明するかのように、本作はカール・クレイグの69名義の名曲「LADIES & GENTLEMAN」よろしく、ノンビートの電子音から始まる。まるでプラネットEの名コンピ『INTERGALATIC BEATS』のようである(先のやけのはらの発言に無理矢理かこつけただけだが)。
しかし、権田山がそのイントロに続く2曲目に名付けたのは「宇宙」というテクノそのものな感覚にアンチを示すように「GALAXY OF FAKE」。ラストは「ENDLESS LOVER」。
つまりはハリボテの宇宙発→永遠の恋人行き。
そのペシミズム(というほどではないけど)とロマンチシズムの振れ幅を「テクノ」という音楽性で表したのが、このアルバムなのだ。いや、テクノという音楽そのものが本来ならば振れ幅の多い音楽なのである。少なくとも、僕が(そして権田山も)好きだった頃のテクノはそうだった。
デトロイトもジャングルもアンビエントもインテリジェントもガバ/ハードコアもアシッドもトランスもダブもミニマルも、み~んなテクノ。もちろん、お互い反発してたり牽制してたりはあるんだけど、すべてがテクノのもとに共存していたように思う。
改めて言うまでもないが、それらは細分化し、それぞれ落ち着くところに収まった。今のテクノというと、主にコンパクトみたいなクリック系が優勢らしいが、それを悪いとは思わない。聴いてみると結構良かったりする。それでも、僕にとってテクノを自らの軸とすることは過去のものになりつつある。
しかし権田山はそれでも自分の軸がテクノであることを『SOMETHING ELECTRONICS』のタイトルのもとに示したのだと思う。
まあ、本人はクールでシャイな人だから「そんな大それたこと考えてないですよ」と笑うだろうけど。
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RECORDer編集長。
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