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本名:ジョン・ベネット。奴はフリークの名の下に筋を通して生きる。

90年代前半、当時NYテクノシーンの顔役だったレニー・ディーにより設立され、当時のヨーロッパでのレイヴシーンの流れから.影響を受けたハードコア・テクノ~ガバをその盛衰とは一切関係なくリリースし続け、それが祟って(?)一時期はあのイアーエイクとも提携したこともこともあったインダストリアル・ストレングス。最近、中古でイアーエイク経由でトイズ・ファクトリーから出た日本盤コンピや、その第2弾コンピを買ったのだが、やはりカッコイイのだ、これが。

特に当時の現在進行形を編んだ後者は、看板アーティストでもあるデルタ9、D.O.A.を始め、デッドリー・ドライヴ(ナヲト・スズキ=沈黙を語る人)、インダストリアル・テラー・スクワッド、F.U.H.D.などの強者どもが参加してるなか、一際輝いていたのが、ダミ声のスピーチサンプルにシンセとドラムマシンが狂い咲きサンダーロードする、DJフリークの"I Will Fight"だった。ふと思い立ち「まあ、死んでるか堅気になってるかのどっちかだな」と検索かけてみたら、なんと、まだ活動を継続していて、彼のバンドキャンプにはフリーDLのアルバムがゴソっとあることが判明。しかも、オールドスクール・ガバーたちによくあるハッピーハードコアやトランスなど売れ線への路線変更など影も微塵も無く、それこそイアーエイクばりに「エクストリームであること」を未だ追求してるのである。

とはいえ、そのファイル量は予想以上に膨大でそのすべてを聴いたわけではないんだが、中でも素晴らしかったのが、本人が携わってると思われるネットレーベル、デス・バイ・ハードコアから、今年1月に配信された『The 7th Generation』である。

スペーシーなシンセに絡む高速ビート。しかもそのキックは音のヌケが悪く、まるで奈落の底へ堕ちた先で鳴ってるインダストリアル。しかもかつての所属レーベルにツバを吐きかけるがごとく"This Is Industrial Strength"なんて曲まで。特に素晴らしいのがラストの"8 Minute Warning"。ボイス・サンプルとドローンとキックが差し引きされ展開する幽玄の世界。
前述のナヲト・スズキの最近の指向性とも被ってるように思うところもあって、そこにエイフェックス・ツインの影を見たりもするが、もちろんドリルンベースとしてのそれではなく、初期作品集『Classic』と『Selected Ambient Works Vol.2』という、今から思えばどうにも喰えない作風のアルバムの両極をニコイチにしてあぶりだしたような臭気がそこに。

リチャード・D・ジェイムスが、かつてデヴィッド・トゥープのインタビューに答え 、アンダーグラウンド・レジスタンス、ドレクシア、ジャック・フロスト&ザ・サークル・ジャークスなどを「気色の悪い音楽」と称してお気に入りにあげてたが、自らをフリークと称し、その名の下に筋を通して生きる男の作る音もまた然り。シカゴ、デトロイト、ロッテルダム、はたまたニューヨークなどの聖地から遠く離れたイギリスのどこかから発信される禍々テラー・ミュージック。願わくばもっとやれ!

dbh0003.jpg
DJ FREAK
The 7th Generation
(Death By Hardcore DBH-0003)
(((Download)))

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RECORDer編集長。
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